今回は、重要な割にはそこまで注目されていない、サッカーボールの空気圧(ボールの硬さ)についてです。
プロの試合では、空気圧が高くボールがパンパンです。
しかし、これは値段が安くなく良いボールで、下手をすれば全試合新品です。
※プロ用公式級は空気が抜けやすく、頻繁に空気圧をチェックする必要があります。
また、プロは芝生のグラウンドなので、ボールがわずかに浮いて蹴りやすいのです。
そのため、プロを真似して必要以上に空気圧を上げる事は、オススメしません。
もちろん、トレーニングのためなら良いと思います。
しかし、土のグラウンドで、古くてゴムも劣化し、表面が削れた安いボールを、カチカチのパンパンにすると、強く蹴るのが難しいだけで、むやみにするべきではありません。
また、土のグラウンドで高い空気圧だと、大きく弾みすぎてしまいます。
さらに、ボロボロのボールは雨の日に水を吸ってしまい、とても重くなってしまうのです。
小学生低学年や初心者の場合、「少し柔らかいぐらい」が楽しく上達ができると思います。
部活や本格的なサッカーなら、「硬め」ぐらいが、ちょうど良く感じるでしょう。
最近だと、空気圧計も簡単に手に入ります。
通常、サッカーボールだと600~1100hPa(0.6~1.1bar)です。
しかし、ボールの質、土か芝かで、適正空気圧は変わってきます。
サッカーボールも、「コンクリート道路での壁当て用(低価格)」「土用」「芝用」などと、使い分けた方が良いでしょう。
プロなら、微細なクセをつけないために、常に試合に近い環境で練習すべきですが、そうでなければ、多くの状況を経験した方が得るものが大きいです。
結論として、サッカーボールの空気圧は、特別な場合を除き、数値にこだわり過ぎず、みんなが蹴りやすい空気圧を心がけるべきだと思います。
以上で「サッカーボールの空気圧(ボールの硬さ)」を終わります。
※超初心者の方は、空気入れの針が、ボールの中で折れないように気をつけましょう。
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