スランプ脱出のヒント

今回は、「サッカーにおいて上手くいかない時」、つまり、スランプや不調脱出のヒントについて、いくつかご紹介します。

しかし、あくまで答えではありません。

ただ、経験者の方も今一度確認してみて、損は無い内容だと思います。


まず、サッカーにおいて、初心者やお子様の場合、好調不調の波が激しい事がよく見れて、逆に勉強になる事が多いと感じています。


基本的にパスやディフェンスは、チームメートの信頼を勝ち取る事に有効で、シュートやドリブルばかりしていては、チームメートからは反感を買いやすいものです。

もちろん、お客さんや応援に来てくれた方は、シュートやドリブルを期待するかもしれませんが、チームメートは逆の反応をする場合があるのです。

人生、「活躍しよう」とか「勝ちたい」という気持ちが強過ぎると、不思議と上手くいかないものです。

良いプレーをするから信頼されるのではなく、信頼されるから良いプレーができるのです。

そこで、パスやディフェンスの練習を自主トレし、今一度信用を獲得してみる事も、スランプ脱出における1つのヒントです。

よく海外に渡った攻撃的ポジションの選手が「ゴールを決めないと認められない」と言うことがあります。

しかし、「チャンスを外さない」「弱気にならない」という意味に近く、周りの状況を確認せずにボールを持ちすぎシュートばかり打っては絶対にいけません



次に、上記とは逆のタイプのものを紹介します。

どんなサッカーにおいても、少なからず、「責任」や「役割」が生じてしまいます。

ミスを怖がってパスを受けに行かなかったり、次のプレーが遅かったりすると、チーム全体の流動性や躍動感を失いかねません。

この場合、「責任を果たす」「チームメートを助ける」、という気持ちで勇気を持ってプレーする事が課題となります。

「次に何をするべきか」「ボールが来たら何をするべきか」を、常に何度も考えておく練習がスランプ脱出の鍵です。



チーム全体練習だけでは、今の立ち位置は何も変わりません。

1人~数人での自主練習を続けた人達だけの、現状が変わっていくのです。



基本的に「勝利」か「楽しくプレーする事」の、どちらかに偏ったマインドはスランプになりやすく危険です。

「勝利や結果」と「楽しさ」は、その場に合ったバランスが必要なのです。

また、チームメート全体の「目標」や「要望」を感じ取って、しっかりコミュニケーションを取り、自分の要望を短い言葉で伝える事も大切です。

もちろん、文句ばかり言っていてはいけません

何も言わず、淡々と練習し続けることも重要なのです。
(その際、「俺、練習こんなに頑張ってます」というオーラは出しすぎないこと。)

チームメートと良い関係を築きあげ、チーム一丸を目指せば、自ずと上手く事でしょう。

そして、そのあとに結果やゴールにこだわっても、決して遅くはありません。


ぜひ、自分の立ち位置をしっかり見極め、長くサッカーを続けてほしいです。

以上で、スランプ脱出のヒントを終わります。


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