強いシュートの蹴り方の1つとして、今回はあえてインサイドキックを紹介します。
インサイドキックとは最も基本的なキックであり、パスやトラップ、シュート、ドリブルと最も使われるものです。
今回最も伝えたいことは、インサイドキックだけでも強烈なシュートを生み出せると言う事です。
インステップキックは、別の機会に紹介しますが、基本的なインサイドキックだけで、多彩なボールが蹴れる事を強調していきます。
「会社内でのフットサルで恥をかかない。」
「息子にちょっとカッコいい所を見せたい。」
「体育の授業でみんなをビビらせたい。」
という事が目標なら、インサイドキックだけを磨いても十分です。
練習方法としては「壁当て」が有効です。
インサイドキックは高いボールが蹴りにくいため、壁を超える心配が少なく、これだけでもかなりの技術が身につきます。
ただし、壁当ては音が響くので、夜間での迷惑になる練習は絶対にやめましょう!
まず、超ゆっくりした助走で軽く蹴りはじめ、少しずつ強く蹴ります。
(この練習は全ての強いキックの基本です。)
助走の位置は、真横から斜め横ぐらいを意識しましょう。
インサイドキックは、浮かせる場合、高速の助走では難しいので、敵にブロックされない丁度良い助走スピードを見つけましょう。
一人で練習する際でも、「敵は来ていないか?」「パスの方が良いか?」など、とっさに状況を確認する実戦のイメージトレーニングも、一緒に持ちましょう。
前の日に上手く蹴れても、次の日は、またゆっくり軽く蹴りはじめます。
そして、蹴れるようになってきたら、広い場所で試してみましょう。
(ここでも、ゆっくり軽くから始めます。)
この練習だけで、かなりイケてるシュートが蹴れると思います。
強いシュートを蹴る場合、足首をピンと伸ばし、綺麗なフォームを意識したインサイドシュートもオススメです。
美しいフォームのインサイドキックなら、初心者が少ないチームでも、馬鹿にされる可能性は低いです。
また、足首を柔らかく保ち、ボールが当たる位置を、足首ではなく靴先よりにすれば、高いボールを蹴るキックも可能です。
しかも、この練習法は、苦手な足(利き足ではない方の足)の練習にも有効です。
さらには、「足首を曲げて高くこすり上げる鋭いカーブ」「助走をゆっくり取って壁を超えるドライブシュート」「インステップ気味ブレ玉ロングシュート」なども可能ですが、これらは難易度が高いです。
それらは、インフロントでなくても可能で、「足の当たる位置」「ボールの当たる位置」「フォロースルーの角度」などが通常と違います。
ちなみにPKは、ほとんどの場合インサイドで蹴ります。
(高く上がりすぎるリスクを抑え、コースが狙いやすいため。)
インサイドキックのみを磨いても、逆にかっこいいかもしれませんね?
(バルデラマという、ほとんどインサイドキックの名選手がいました。)
今回は、インサイドだけでも、凄いキックが打てると言う事を、お伝えできたら幸いです。
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