今回は、苦手な足で強いキックやシュートの練習法を提案したいと思います。
いきなり重要ポイント
・はじめは、「ゆっくりした助走で蹴ること」を意識する。
・はじめは、やりすぎなぐらい横側から助走を取る。
つづいて、オススメの練習方法を紹介します。
ステップ1
・もの凄くゆっくりした助走で軽く、苦手な足のインサイドで蹴ってみる。
・欲を出さずに、これをずっと繰り返す。
・上手くいっても、次の日も欲を出さず繰り返す。
※おすすめの目安 まずは1日10分を3日ぐらい。
※急に利き足と同じ様に蹴れると思ってはいけません。
ステップ2
・ゆっくりした助走で、様々な強いキックを壁当てなどで試してみる。
ステップ3
・実戦に近い形をイメージして取り組む。
(ドリブルで抜いてゴール右上にシュート、プレスをかわしてクリア、苦手サイドでセンタリングなど)
ステップ4
・友達や実戦練習で試してみる。
練習段階では、壁当てやネットに向かって蹴ってみたり、1人か2人で広い公園や空き地で行いましょう。
苦手な足で強いキックが出来ないと、つまらなくなってやめてしまう恐れがあるので、ゆっくりした助走で蹴る事を念頭に置きましょう。
そして、騒音などで迷惑にならないようにしましょう。
まず、得意な足と苦手な足では、蹴る前の助走の位置が大きく違います。
苦手な足が左足の場合、ボールに向かって、やりすぎなぐらい右側から助走をとる練習がオススメです。
(苦手な足が右足なら、左側から大きく助走。)
また、苦手な足は、インサイドキックのみに絞ってみることも、賢い選択です。
なぜなら、インサイドキックだけでも、強いキックや高く上げるボールが蹴れるためです。
当然、実戦においては、敵がブロックに来るシチュエーションが多く、助走がゆっくりしすぎてはいけません。
上手く蹴れるようになってきてから、ある程度まで助走スピードを上げていきましょう。
もし、右利きの選手が、ゴール前で左側からボールを受ける場合などでは、パスが来る前に左足で蹴る準備をしていた方が良いでしょう。
あくまで、管理人の能力に限ったものかもしれませんが、急に速いボールが来て、ダイレクトで強く蹴らなくてはいけない場合、どちらの足で蹴るか選ぶ時間がありません。
状況に応じて、事前に苦手な足で蹴るイメージトレーニングも良いでしょう。
そして、手の指先まで意識した、美しいフォームを目指して損はありません。
利き足のみでも結果が出れば問題ないのですが、現代では多くの指導者が両足蹴れる事を求めています。
ただ、小学生低学年においては、無理に両足を蹴らせる事はせず、まずは自由にやらせる事が重要だと確信しています。
少し余談になりますが、プロフットサル選手の中には、片足でしか強いキックを蹴らない選手もいます。
理由としては、11人制サッカーとは違い、フットサルでは高く強く蹴る局面が、圧倒的に少ないからだと考えられます。
今では認知されたラボーナという技でも、練習しまくれば強烈なシュートやカーブもできるみたいですよ。(私はできませんが・・・YouTubeで確認できます。)
以上で、苦手な足の蹴り方や練習法を終わります。
最終目標は、クリスティアーノ・ロナウドやネイマールのように、両足でシュートコースを狙える様にしましょう。
(私もです・・・)
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